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職員インタビュー(管理者:児童発達支援2024年度入職)

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専門性を広げ、より良い支援を目指して

新卒で言語聴覚士として働き始めてから約8年間、児童発達支援の現場で経験を積んできました。日々支援に向き合う中で、「もっと専門性を広げたい」「多角的な視点で子どもたちの成長を支えたい」という思いが強くなり、新しい環境を探すようになりました。

私が愛誠会を知った当初は、愛誠会が中野区から児童発達支援事業所として委託運営を始めたばかりで、発展途上の部分もありました。しかしその“余白”は、自分の専門性を生かし、より良い支援体制づくりに貢献できる可能性だと感じました。

見学の際には、子どもの支援に必要な環境が整い、職員同士が丁寧にアセスメントや支援方針を共有している様子が印象的でした。また、見学に来た学生の方から「雰囲気があたたかくて安心する」とお声をいただいたこともあり、第三者から見ても魅力的な環境なのだと感じました。

「ここなら、専門性を深めながら、組織づくりにも携われる。」
そう確信したことが、入職を決めた大きな理由です。

支援の中で感じること

セレン学園で管理者と児童発達支援管理責任者を兼務する立場として、日々多くの子どもたちやご家族と関わっています。どんなに忙しい日でも、お子さまの「小さな一歩」に立ち会える瞬間は、いつも特別な時間です。

できなかったことが初めてできたときの表情。
自分の気持ちを言葉にできたときの、小さな声。
「あ、いまこの子が一歩踏み出した」と感じられる瞬間を、保護者の方やスタッフと一緒に喜び合えることは、この仕事の大きなやりがいです。

また、関わりを重ねる中で、表情が柔らかくなったり、笑顔が見られるようになったりすると、「安心してくれているんだ」と感じて胸があたたかくなります。保護者の方から
「療育の日を楽しみにしています」「先生に出会えてよかったです」
とお声をいただいたときは、管理者としての責任を感じつつも、これまでの道のりが間違っていなかったと励まされる思いです。 

児童発達支援に携わってから今日まで、子どもたち一人ひとりの成長に向き合えるこの仕事が、やっぱりずっと大好きだと感じています。

印象に残っている子どものエピソード

私が特に印象に残っているのは、初めは自分の気持ちを言葉にすることが難しく、関わりに強い不安を抱えていたお子さまとのエピソードです。

活動中も表情が固いままで、声をかけても緊張してしまう姿がよく見られました。「どうしたら安心して過ごせるだろう」と考えながら、毎回丁寧にアセスメントを重ね、関わり方を一つひとつ探っていきました。
その子が好きだったアニメを調べて話題にしたり、成功体験につながるようプログラムを細かく工夫したりと、少しでも「ここは安心できる場所だ」と感じてもらえるよう心がけました。“あなたのことを大切に思っています”という気持ちが、自然と伝わるように。

「心が動いた瞬間を、いちばん近くで支えたい。」
ある日、その子が活動中にふと 「これやりたい」と小さな声で、自分の気持ちを伝えてくれました。
その一言を聞いた瞬間、胸がいっぱいになりました。すぐ近くにいた保護者の方と顔を見合わせ、
「今、自分の気持ちを伝えてくれましたね!」
と喜び合えたことは、今でも鮮明に覚えています。
それをきっかけに、少しずつ笑顔が増え、活動を楽しめる時間も長くなりました。後日、保護者の方から
「家でもできることが増えました」
「最近、とても明るい表情を見せてくれるんです」
とお話をいただき、その変化がご家庭にも広がっていることを実感しました。

「私がお子さまの直接的な支援と同じくらい大切にしているのは、保護者の方への支援です。」
子どもの支援は、家庭での関わりと切り離すことはできません。
育児には不安も悩みもつきものです。だからこそ、
・お子さまの小さな変化を丁寧に伝えること
・ご家庭での様子を一緒に考えること
・「同じ方向を向いて支援できている」安心感を届けること
これらを大切にしています。
悩みへの手立てを提案した後、「先生が教えてくれた方法でうまくいきました」と連絡をいただくと、保護者と一緒に前に進めていることがとても嬉しく、この仕事のやりがいを深く感じます。
もちろん、うまくいかないこともあります。そんなときは一緒に考えながら別の方法を探し、親子の毎日が少しでも安心に近づくようサポートしています。

仲間とのつながり

職場はとても風通しがよく、誰にでも相談しやすい雰囲気があります。職員同士の仲も良く、困っている人がいれば自然と声をかけ合える──そんなあたたかさが日常に根づいているんです。

例えば、毎日の支援後にはクラスごとに会議を開き、その日の子どもたちの様子や気づきを丁寧に共有しています。
さらに月に1回は全職員が集まり、すべての子どもの支援状況や課題について、保育士・理学療法士・言語聴覚士・作業療法士・児童発達支援管理責任者・相談支援専門員など、さまざまな専門職と一緒に話し合い、今後の支援方針を決めていきます。

気になることがあれば、誰にでも気軽に相談できる。職種を越えて意見を交わし、自然と話し合いの輪が広がっていく。この職場の大きな魅力は、まさにその“話しやすさ”と“チームで支える文化”だと感じています。

管理職として大切にしているのは、職員が安心して働ける環境を整えることです。
職員同士が互いを尊重し合い、安心して意見を交わせる雰囲気があるからこそ、毎日のディスカッションが活発になり、そこで生まれた新しいアイデアが支援の質向上につながっていきます。

「子どもたちのために、もっと良い支援を考えたい」
そう思いながら前向きに取り組める仲間が集まっていることが、私は何より嬉しいですし、この職場の強みだと感じています。
これからも、職員一人ひとりが力を発揮しながら、協力し合い成長していけるチームをつくっていきたいと思っています。

これからの私

施設全体としては、地域交流や畑作業など、子どもたちにより多様な経験を提供できる取り組みを増やしていきたいと考えています。職員のアイデアを実際のプログラムに取り入れ、挑戦をサポートできる環境づくりにも力を入れていきたいです。

個人としては、これからも資格取得に挑戦し、専門性をさらに高めていきたいと思っています。以前、保育士資格を取得した際に感じた「学びが支援に生きる実感」を、また味わいたいという気持ちがあります。

これからも学びを続けることで、子どもたちや保護者の皆さまに、より質の高い支援を届けられるよう成長していきたいです。

-愛誠会に入職される方へメッセージ-

「子どもの“できた!”を一緒に喜び、悩みながら成長していける職場です。
困ったときはみんなで話し合いながら前に進めるので安心してください。
ぜひ一度見学に来て、子どもたちの“今”が育つ現場の雰囲気を感じてみてください。」